なぜか右に傾く癖がある。
これは若い時から。
小学生の時、スカートがいつも同じ方向にクルクル回った。
正面がずれたの。
高校生の時、けだるそうに右側に頭を傾けた。
友達にもよく言われたし、
自分でも左側が日焼けするんじゃないかって話した覚えがあるから、
ほんとそう。
・・・で、・・・今、
寝てる時、同じようなポーズで寝てるのだけど、右と左のポーズを反転してみると、すごくぎこちない。
これで寝れるとは思えない。
歪んでる・・・。
体が歪んでるわ。
歪んでることを特に意識するようになったのは、
この間急性腰痛をやった時から。
ほんとに辛かったもん。
ぎっくり腰ね。
整体師の人に、体が歪んでいることを指摘された。
たくさん調整してくれたけど、
・・・これ、根が深いわ。
体が癖で、自分の記憶がある方に傾いちゃうのかな。
たとえば、実際の体は矯正されていても、記憶で傾いちゃうのかな。
・・・それで、体もあとから歪んできちゃう。
眉間のしわに触れた。
寝てる時に、眉間にしわを寄せているの。
歳をとると、起きている時でも、もとにもどらなくなるのね。
クセが額に刻印されていくのね。
怒りもそう。
あまりに怒ると、心に刻印されてしまって、その人を見ただけで怒りが湧いてきたり、
少し会話をして、普段なら、「そっかー。」で済むところを、
「なんでそうなるんだー!!」(怒)
ってなったりする。
怒りの折れ目?
心にも癖がつくね。
体の癖も、眉間の癖も、体に無理を強いてる。
気がつくと、自分でやだなと思ってる。
・・・だって、美しくありたいもの。
ぎゅって捻じ曲げて、体が窮屈してるのはヤダ。
・・・心もそうなの?
心もギュッと捻じ曲げたら、窮屈してるのかな。
許せない!
って、あの感情、
自分で心に折れ目つけてない?
ああ、
また循環しなくなるのね。
体が歪みすぎると、血行が悪くなるように。
心も歪みすぎると、さらさらと流れなくなる。
感動が一か所に固定されてしまう。
それは、望んでいたことだろうか。
もっと自由で、
もっと楽しく、
毎日前を向いていたいのに。
歪んだら、視点が変わって、足元ばかり見ちゃう。
斜め後ろばかり見ちゃう。
もっともっと、その時吹いた風を、自由に受け止めて、
目を閉じてじっくりと体感したい。
歪むと、自由が減る。
私は自由でありたいの。
自分で自分を縛るなんて、そんなのないよ。
今日を昨日から解放してあげたい。
今日は今日の風が吹く。
昨日のことは、昨日のうちに。
ああ、あとどのくらい生きるのか分からないけど、
今日は貴重な日だよね。
今日を喜ばしい日にしよう。