掃除がしたいな。
キッチンピカピカにしたいな。
起きた時、
帰ってきた時、
床に物が落ちてなくて、
仕舞うべきものがきちんと仕舞われていたら、とても気持ち良くない?
柔らかくて、清涼な空気。
ミルクのような甘さ。
うちのコンディションがいいと、
家の空気が柔らかく、暖かく、甘くなる。
うちの顔?
家にも顔があるんかな。
綺麗にすればいいね。
だったら綺麗にすればいい。
よくなる時は、緩やか過ぎるくらい緩やかな坂を上るよう。
何かができると、新たに目に入るものがあって、
少しずつやったりやらなかったりしながら、あゆんでいると、
少し、よくなっている。
そうやって、のぼりちょうしになっていく。
言葉も行動も、家族全体の流れも、食べる物も、習慣も、
少しずつ明るい方へ流れていく。
もういいわ。
いやんなる。
めんどうくさい。
もう嫌い。
うっとおしい。
ばからしい。
どうしてうちばかり。
そういう状態は、下り坂へと導く。
感情的に怒りすぎると、上り坂を、下り坂に変えることができる。
悪いことを口にしすぎると、体を支えていた何かが離れていく。
しつこく言いすぎるとね。
甘えるなら、感情に溺れて、理解して!・・・よりも、
自分の身の回りを整えて、快適な環境を整えて、家の床にごろんと寝転んで、ゴロゴロしてさ。
温かいお茶を飲む。
ちょっと甘いのもいいね。
それでも、
わかってたって、
私というやつは、しょうもない生き物なんだけどね。
はは。
でも、あまり卑下してもつまんない。
そうだなあ。
今日もゆっくりと、坂を上ろうか。
たまには昼寝しててもいいし、
ブツブツ言って、ちょっと下ってもいい。
でも、気持ちがいい空気をしっかりと刻んで、忘れないように・・・。
そしたらすぐに戻れるかな。
まっすぐはなかなか進めないのよ。
順調に歩いたり、たまに千鳥足だったり。
楽しいね。
今日はどうやって過ごそうか。